【カボチャのとろみあんかけ】レシピ付き
カボチャマッシュの作り置きは
あんかけ、スープ、サラダに大活躍
 世田谷線、松陰神社駅の近くで料理教室を開いています。駅から数分のところに松陰神社があり、大河ドラマ「花燃ゆ」のポスターが張られた商店街は、若いオーナーのカフェなどが増え、人気のお出かけスポットになっています。
 10月末の料理教室に参加してくださった中村ふじ代さんが寄せてくださった感想メールをご紹介したいと思います。季節の味いろいろ、簡単でひと味違うカボチャ料理も好評でした。おためしください。
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カボチャのとろみあんかけ(写真/松本のりこ)
作り置きが、安心満足のもとと納得!
~教室の生徒さんの感想から~
 時々「ここは省いていいです」と時短ポイントをまじえて教えてくださる田内先生。明るくて自由で創作意欲がわく料理教室でした!
 基本レシピから何通りものバリエーションを教えていただけて、うれしかったです。たとえば「鮭のマヨネーズパン粉焼き」は、サワラやタイでもOK。サバなど青背のお魚ならマヨネーズにカレー粉を足すと美味しい……。家に帰ったら冷蔵庫にある食材でも作れそうで料理意欲が出ました。分量についても「このぐらい!」というアバウトさが家庭料理にはありがたく、「これでいいんだ」と勇気がわきました。
 味付けはシンプルですが、丁寧につくられた調味料によって引き上げられることを実感しました。おすすめの薄口しょうゆ「まるた」は香りがよくまろやかな味。また話題の「ライスミルク」の試飲は牛乳が苦手の私にはありがたく、カボチャマッシュに加えてスープに、お菓子に、と使い勝手が良く様々に使えそうです。

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 料理の合間には、子どものアレルギーや夫の味の好み、職場のことなどで盛り上がりました。料理の手が止まってどんどん話が広がり、おおらかで親身な先生のお人柄を感じました。「時間をオーバーしてしまうことも多い」そうですが、うなづけました。
 これからの季節、カボチャマッシュを作り置きの素材として冷蔵庫に入れておけば、サラダにもパイにもいろいろ使えることがわかりました。「今日はこれであれを作ろう!」「これができる」と安心感や満足感が持てるのが時短料理なんですね。ほかに出来合いのものを並べても罪悪感が軽くなりそうです!(中村ふじ代)
田内しょうこの時短レシピ6
基本のカボチャマッシュ
【材料】
カボチャ 1/4個~1/2個
【作り方】
1.カボチャは蒸し器、電子レンジ、またはホイルで包んでオーブンなどで加熱し、つぶす。
2.サラダ、スープ、パイなど、いろいろにアレンジを。
応用
カボチャのとろみあんかけ
【銀あんの材料】
だし 400ml
しょうゆ 小さじ1/2
みりん 大さじ1/2
塩 少々
片栗粉 適量
【作り方】
1.カボチャマッシュに塩ひとつまみと牛乳(豆乳、ライスミルクでも)を加え、好みのかたさにのばす。
2.鍋に銀あん材料のだし汁をあたため、しょうゆとみりん、塩で濃いめのお吸いものくらいの味をつける。片栗粉でとろみをつけ、1.にまわしかける。

 

田内しょうこ